ブラジャー(ストラップレス)

生地素材や設計により、ストラップなしでもブラジャーの機能が果たせる場合、ストラップは必要ではない。ストラップのないブラジャーは「ストラップレスブラ」と呼ばれる。ストラップレスブラは、最初からストラップがないことを前提に設計されており、これはストラップの取り外し可能ブラとは、また種類が異なっている。トポロジー的に円筒となるため、チューブとも呼ばれる。

ストラップレスブラに、ファッション性のため飾り目的でストラップが取り付け可能になっている場合があるが、この場合のストラップ取り外し可能ブラとの相違点は、取り外し可能ブラは、ストラップを前提に設計されているという点である。取り外し可能ブラの場合は、個人によっては、ストラップを外すとブラが安定しないなどの問題が起こり得る。

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ブラジャー(ストラップの取り外し)

ブラジャーを構成する生地素材の発展とファッション性を求めて、ストラップを外すことが可能なようになっているブラジャーがある。ベルトやカップの素材や設計により、ストラップがなくともブラジャーがずれないような場合は、ストラップはなくてもよいということにもなる。
また、バストを支える目的だけでないものや、ファッションとしての見栄えを考えたストラップもある。色々な素材のストラップが考えられ、肩を露出させても目立たないシリコン製の半透明のもの(夏などの暑い季節に便利)、敢えてストラップを見せるおしゃれとして使用できるアクセサリーチェーンなども販売され始めている。これらのファッション・ストラップは単独で販売されており、手持ちのブラジャーのストラップと交換して楽しむことができる。

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ブラジャー(ストラップ)

ストラップは幅1cmほどの布紐が基本で、バストの位置と形状の個人差を調整するため、アジャスターが付いたものが多い。乳房の位置が高い人は、ストラップの長さを短くすることで、カップの位置を実際のバストの位置に合わせることができ、反対に低い位置にバストがある人は、ストラップの長さを長く調節することで、カップとバストの位置を合わせることが可能になる。

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ブラジャー(ボーンの有無)

肉質が柔らかい、あるいは乳房が大きい場合、乳房が脇の方に流れやすく、着用感が悪くなったり形崩れを起こしたりする原因となる。そこでカップから3cm位の位置に、ボーンと呼ばれる芯が入ることがある。

補正力が強いタイプに入っていることが多いが、ベルトが縦に曲がりにくくなるため、人によっては窮屈な感じを受ける場合がある。ロングブラジャーなどの補正力を特に重視するタイプでは、ボーンの数も増し、窮屈感も増す。

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ブラジャー(ベルトの太さ)

■ ベルトは太い方が、ブラジャーがずれにくいが、一方で胴が曲げにくくなるために窮屈な感じを受けやすくなる。この窮屈感を「アンダー圧」と言い、ボーン(bone:骨。下記)の有無・ベルトの太さや伸縮性などによって左右される。リラックスしたい時には、このアンダー圧が低いタイプが適している。

■ ホック1つで留まる太さ:国産Cカップ以下が主で、補正力の強くないタイプ。
■ ホック2つで留まる太さ:国産Dカップ以下が主の通常タイプ。またはストラップ無しで使用できるタイプ。
■ ホック3つで留まる太さ:国産EないしはF以上が主で、グラマー用。またはストラップ無しで使用できるタイプ。
■ ホック4つで留まる太さ:ロングブラジャー。総ホック数は10個を超えることもある。

■ 一般的なブラジャーは1cm~2cm位の太さでホックも1つないしは2つ(ベルトの長さを調節するため、2~3段階横に並ぶ)だが、国産ではDカップ以上でベルトが太くなり、ホックも縦に3つ並ぶことがある。これはカップが大きくなるとブラジャーにかかる重量も増し、アンダー圧を多少上げてでもブラジャーをしっかり固定する方を重視するからである。同様の理由で、補正力の強い物やストラップを外した状態で使用できる物は、ベルトが太くなる傾向がある。特にベルトの太いタイプを「ロングブラジャー」と言い、補正力が高いためにドレスを着用するのに適しているとされる。ロングブラでホックの位置がベルトの下部のみのタイプは、背中の開きが大きなドレスでもベルトが出にくい。お被りブラを卒業したばかりのジュニア世代では、細めのタイプが好まれている。

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ブラジャー その他

これら以外に、カップを構成する布地が一重のものと、中にパッドを入れることができるように、内側にポケットが作られたもの、ポリウレタンなどを使って、カップ自体に幾らかの厚みを持たせ、弾力性を与えているものや、1cmか2cm程度の厚さのポリウレタンなどの層、いわゆる作り付けのパッドが付いているものなどがある。またカップの表は、レースまたはレース状の飾り布で覆われているが、これらの布が直接肌に触れないよう、なめらかな裏布を当てて、縫い合わせているのが普通である。

生地が一重であるシンプルなもの
表のレース飾りと、裏の当て布を縫い合わせて二重になっているもの
内側にパッド用の袋が準備され、二重になっているもの
カップ自体にパッドが縫い込まれているもの

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ブラジャー カップのカバー面積による分類

ブラジャーには、乳房をどの程度覆うか、どのように支えるか、どのように固定するか、という形状について様々なヴァリエーションがある。

ブラジャーは、以下の構成要素より成る。

カップ : バストを包み込む、お椀の形の部分。乳房に合わせて左右に1つずつで、2つのカップがある。
ベルト : 基本的に、アンダーバスト部分で胸部を一周する形で囲む細い帯で、2つのカップを結び、更に背中まで回りカップが外れないように固定する役割を持つ。ヌーブラのようにベルトが無いタイプもある。
ストラップ : 肩紐とも呼ばれる。ブラジャーはストラップにより肩から吊るす構造になっており、通常はカップ部分の左右端から斜めに伸び、肩を廻り背中でベルトに繋がる。ナイロンやウレタン製で長さの調整できる場合が多い。ストラップがない「ストラップレス」タイプのものがある他、ヌーブラにはアンダーベルトやストラップ自体がない。
ホック : ベルトを止めるための部品。ベルトは装着しやすいように多くは背中の部分で繋がっておらず、ホックを止めることで繋ぎ合わせる。ホックは背中側にあることが多いが、左右のカップの間にホックがあるフロントホックの製品もある。また、ハーフトップ等と同様に頭からかぶるタイプなどホックを持たない製品もある。

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ブラジャーの形状

ブラジャーには、乳房をどの程度覆うか、どのように支えるか、どのように固定するか、という形状について様々なヴァリエーションがある。

ブラジャーは、以下の構成要素より成る。

カップ : バストを包み込む、お椀の形の部分。乳房に合わせて左右に1つずつで、2つのカップがある。
ベルト : 基本的に、アンダーバスト部分で胸部を一周する形で囲む細い帯で、2つのカップを結び、更に背中まで回りカップが外れないように固定する役割を持つ。ヌーブラのようにベルトが無いタイプもある。
ストラップ : 肩紐とも呼ばれる。ブラジャーはストラップにより肩から吊るす構造になっており、通常はカップ部分の左右端から斜めに伸び、肩を廻り背中でベルトに繋がる。ナイロンやウレタン製で長さの調整できる場合が多い。ストラップがない「ストラップレス」タイプのものがある他、ヌーブラにはアンダーベルトやストラップ自体がない。
ホック : ベルトを止めるための部品。ベルトは装着しやすいように多くは背中の部分で繋がっておらず、ホックを止めることで繋ぎ合わせる。ホックは背中側にあることが多いが、左右のカップの間にホックがあるフロントホックの製品もある。また、ハーフトップ等と同様に頭からかぶるタイプなどホックを持たない製品もある。

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ブラジャーの歴史 日本 口コミ 評判

大正末期から昭和初期にかけて洋装下着は徐々に取り入れられていった。ブラジャーも「乳房ホルダー」「乳房バンド」の名称で、婦人雑誌の広告にも登場しているが、衛生用品として薬局で売られることも多かった。

1948年(昭和23年)頃、アルミ線を螺旋状にしたスプリングに綿をかぶせて布にくるんだブラパッドの作り方が『美しい暮しの手帖』(のちの「暮しの手帖」)創刊号(※出版社は、1948年時点で衣装研究所、現在の暮しの手帖社)で紹介されている。これは洋服の裏に縫い付けて使用するものであった。同年、和江商事(現・ワコール)はブラパッドの独占販売権を取得し、大ヒットとなる。その後、パッドを入れる内袋のついたブラジャーを販売し、1952年(昭和27年)よりワコール商標でナイロンブラジャーを発売する。

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ブラジャーの歴史(日本)

大正末期から昭和初期にかけて洋装下着は徐々に取り入れられていった。ブラジャーも「乳房ホルダー」「乳房バンド」の名称で、婦人雑誌の広告にも登場しているが、衛生用品として薬局で売られることも多かった。

1948年(昭和23年)頃、アルミ線を螺旋状にしたスプリングに綿をかぶせて布にくるんだブラパッドの作り方が『美しい暮しの手帖』(のちの「暮しの手帖」)創刊号(※出版社は、1948年時点で衣装研究所、現在の暮しの手帖社)で紹介されている。これは洋服の裏に縫い付けて使用するものであった。同年、和江商事(現・ワコール)はブラパッドの独占販売権を取得し、大ヒットとなる。その後、パッドを入れる内袋のついたブラジャーを販売し、1952年(昭和27年)よりワコール商標でナイロンブラジャーを発売する。

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